胃角小弯に陥凹隆起するIIA+IICがん部を認めます。

NBI(狭帯域光観察)にて、がんとの境界が明瞭になります。

がん部を電気メスで囲むようにマーキングします。

全周性に切開します。フラッシュナイフ2.5を使用しています。

粘膜下層剥離術を開始します。赤ラインを目安に剥離していきます。

切除終了後の粘膜欠損部です。このあと、1ヶ月間、胃薬を服用していただきます。

切除標本です。病理結果にて、高分化型粘膜内癌であり、根治切除と診断されました。