2025/09/05
今月の胃がんESD
先日、当院で施行した早期胃がんに対するESD(内視鏡下粘膜下層剥離術)を説明します。
前庭部に中心陥凹、周囲発赤するIIA+IICがん部を認めます。
NBI(狭帯域光観察)を用いると腫瘍の不整像がはっきりわかります。
がん部を取り囲むようにマーキングをします。フラッシュナイフ2.5を用いています。電気メスはVIO300を使用しています。
フラッシュナイフを用いて全周切開します。粘膜下の局注は生理食塩水のみを使用しています。
粘膜下層剥離術を開始します。
フラッシュナイフで剥離をすすめます。VIO300のスイフトコアグレーションモードを使用しています。
粘膜切除後の欠損部です。この後、1ヶ月間、胃薬を内服してもらいます。
切除標本です。高分化型粘膜内癌であり、根治切除と診断されました。